約 2,745,988 件
https://w.atwiki.jp/nijiseihaitaisen/pages/71.html
たぬきさん たぬきさん 遊ぼじゃないか?♪ 今ご飯の真っ最中♪ おかずはなぁに?♪ 梅干しこうこ♪ 一切れ頂戴♪ あら、あんたちょっとがっつきね♪ . 冬木市には寺がある。 一つは柳洞寺といい、五十名もの修行僧が日々精進している。 この地でも随一の霊地であり、知らぬ者はいない屈指の名所であろう。 だが、もう一つの寺、万福寺については知る者は少ない。 万福寺は今や僧の一人もいない荒寺であり、森の中ともあって 夜ともなれば明かり一つないこの場所は、人の寄り付かぬ「魔地」と言っても過言でもない。 「正吉よ。おぬしはこの戦、どう打って出るつもりじゃ?」 万福寺の中、煙管を持ちながらそう問いかけたのは、赤みがかった茶の長い髪の女だ。 眼鏡を掛け黄緑色の紋付羽織、黒の長着という装いは、この荒寺には似つかわしくないだろう。 だが、それよりも驚くべきは女が向かう人物……いや人物とも言えない。 なにせ目の前にいるのは、器用に正座している二足歩行の「タヌキ」だからだ。 「正直に言えば、僕もこの戦争には勝ち進みたいと考えています。 どんな願いも叶うというなら、僕たちのいた森を取り戻したい。 けれどそれは同時に、皆の今までを無碍にしてしまうんじゃないかと」 正吉と呼ばれたそのタヌキは、俯いたまま、されど静かに力強く答える。 彼とて望みがあるからこそ聖杯戦争に呼ばれた身だ。何も欲しくないと言えば真っ赤なウソだ。 あの人間たちに奪われた山や森が戻ってくるなら、そう考えてしまうのだ。 「そうか。まぁ、儂はおぬしに呼ばれた身じゃからな。おぬしの意志にどうこう言うつもりはない。」 そう、実はこの女性こそ目の前のタヌキ「影森の正吉」に召喚されたサーヴァント。 記憶を失い人間のサラリーマンとしてこの街で暮らしていた正吉が、なにかの拍子か月明かりのままに 獣道を進んだ先にこの万福寺を見つけ、タヌキとしての過去を全て思い出したときに現れたのだ。 「此方もお伺いしたいのですが、団三郎先生はどんな願いを?」 ふと顔をあげた正吉が、今度は女性に尋ねる。 目の前で胡坐をかいている彼女は、何を望むのか純粋に疑問だった。 「儂か? 儂は特には無いかのぉ。 友人に呼ばれて隠れ里に行ったことも、宗教戦争に巻き込まれたのもいい思い出じゃ。 ……それとな正吉、儂の事は”アサシン”と呼べ。 真名は儂らサーヴァントにとって弁慶の泣き所どころではない」 煙管を銜え、静かに煙を吐く女性――二ッ岩マミゾウはそう忠告する。 「済みません。先ほどお名前を伺った時、よもや団ざ……いやアサシンさんの正体があの大先生かと驚きまして」 名前を言いかけて、頭を掻きながら即座に言い直した。 二ッ岩団三郎と言えば、タヌキ世界ではその名知らぬ者はいないとさえ言われる大化け狸である。 余談だが、彼のいた世界の当人には色々あるのだが、ここでは割愛する。 「まあ良い。ひとまずは情報収集じゃろうな。夜が明けたら、街に出て偵察といこう。」 人には暗くとも、タヌキには十分明るい月の光に照らされて、 影森の正吉とそのサーヴァント、アサシンの二ッ岩マミゾウの会議は進行していった。
https://w.atwiki.jp/cardinals/pages/13.html
両手短剣を使用し、 素早い身のこなしで瞬時に敵を倒す。 敵の目を欺いたり毒を持つ攻撃で 慎重で確実な戦闘を得意とする。 (公式サイトより) 多分火力の伸びはデイド中1位な職 だけど、伸びが良いだけで他の職には劣ったり・・・ ダークアサシンの目玉はなんと言ってもポイズンダガーで、 普通にMAXにする価値はある。 あとは、並程度なスキル。 マスタリー系とポイズンダガーを優先がオススメ
https://w.atwiki.jp/kusataro/pages/406.html
アサシン クリード クリア(・∀・) 2015/03/28 一気にクリアしました。 2015/03/21 Memory Block5のダマスカスまで来ました。 2015/03/15 Memory Block4のエルサレムまで来ました。 2015/03/14 Memory Block4のアッカまで来ました。 2015/03/13 Memory Block4のダマスカスまで来ました。 2015/03/01 Memory Block3のアッカまで来ました。 2015/02/28 Memory Block3のエルサレムまで来ました。 2015/02/22 トロフィーがないので購入を見送っていたソフト。 そのせいでⅡから始めることになったのですが、 今年はトロフィーにこだわらないのでプレイすることに。 とりあえずMemory Block2のダマスカスまで来ました。
https://w.atwiki.jp/girlwithlolipop/pages/67.html
大道寺知世&アサシン◆2lsK9hNTNE 部屋の中にミシンの音が響く。マスターは夜中の二時を過ぎても、まだ服の制作を続けていた。 いつもは遅くても十時半には寝ていることを考えると、だいぶ遅い。 いくら服を作るのに慣れているとはいえ、小学生の体力では結構な疲労になるだろう。 「そろそろ眠ったらどうですか、知世」 「いえ、どうしても朝までに完成させたいんです」 さっきからこの調子だ。疲れているのはアサシンから見てもわかりきっているのに、休もうとしない。 「あなたに体調を崩されたら、私が迷惑するんですが」 「心配してくださってありがとうございます、アサシンくん。でも大丈夫ですわ」 「人の話を聞いているんですが?」 そう言っても知世はニッコリと笑みを返すだけだった。なんとなく目をそらす。やりにくい娘だ。 アサシンは表向き子供として生活していたので、知世と同じくらいの歳の少女と接することも多かったが、こんな相手は初めてだった。 思えば初めてあったときから変わった娘だった。 突然、本来の記憶を取り度戻し、人を超えた力を持つサーヴァントと相対する。 大人でも混乱するだろう状況で、最初に彼女が口にした疑問は「聖杯戦争が終わったら街の人達はどうなるのか」だった。 理不尽に戦いの渦中へ引き込まれたことへの怒りでもなく、今までの日常が偽物だったことへの悲しみでもない。聖杯に作られただけの存在であるNPCの心配。 元いた場所に帰らず、ここでの生活を続けたいのならその気持もわかる。 しかし彼女は本来の居場所への帰還を望んでいる。NPCの心配をしたのは純粋の彼らの身を案じてだ。 そして今もNPCの友達のためにプレゼントを作っている。明日――もう今日だが――の誕生日に合わせるために寝る間を惜しんで。 「そこまで尽くす必要があるのですか?」 思わず漏れた疑問だった。 作業に集中しているのか知世からの返事はない。それでも無視するような娘でないのはわかっている。 「あなたがNPCに情を持ち、本物と同様に扱っているはわかっています。 しかし所詮は聖杯戦争が終わるまでの関係ですよ」 聖杯戦争が終わったときNPCがどうなるかはアサシンにもわからない。 だが知世が元いた場所に帰るのなら、どっちにせよそういうことになる。 「だからこそですわ。会えなくなるから、ちゃんと渡したいんです」 悲しそうに――しかし力強くそう言った。 やはり変わっている。NPCとは無理でも、元になった本物とはいつでも会えるだろうに。 知世は表情を明るくし、「それに」と続けた。 「尽くしてるわけではありませんわ。わたしはただ好きな人が喜んでくれれば、それだけで嬉しいんです」 優しい声だ。本当に心の底から相手の喜びを、幸せを願っているのだろう。 「羨ましいですね」 静かに呟く。その音はミシンの騒音に消えた。 アサシンにも喜ばせたい相手がいる。しかしその相手が喜んでも、今の自分が嬉しいかはわからない。 かつてアサシンには二つの名前があった。 一つは『プライド』。自分を生み出した『父』の望みを叶えるため、忠実に動く人造人間(ホムンクルス) もう一つは『セリム・ブラッドレイ』。親思いで心優しいただの少年。 昔はプライドこそが本来の自分であり、セリム・ブラッドレイはただの仮面に過ぎなかった。 『父』の喜びが自分の喜びであり、『父』に尽くすことが生きる理由。『父』ために数えきれないほどの人間を殺し、欺き、利用して、そのことになんの疑問を反感も抱かなかった。 しかしエドワード・エルリックとの戦いでホムンクルスとしての力と記憶を失い、セリム・ブラッドレイとして育てられた。 人間の子供と同じように道徳を学び、愛情を学び、命の重さを学んだ。 『セリム・ブラッドレイ』はたとえ聖杯戦争の最中だろうと人を殺したくない。相手が巻き込まれただけの一般人ならなおさらだ だが『セリム・ブラッドレイ』はサーヴァントとなったことで、『プライド』としての記憶と力を全て取り戻した。 『プライド』にとっては『父』こそが他の全てに勝る絶対の存在だ。 何を犠牲にしてでも聖杯を手に入れて、『父』を蘇らせることを望んでいる。 アサシンの中でずっと相反する二つの感情がせめぎ合っている。 知世に名前を聞かれたとき、アサシンはクラス名しか答えなかった。 真名がマスターから漏れるのを危惧してと言ったが、本当はわからなかったのだ。自分がセリムなのか、プライドなのか。 ふと自分のマスターならどうなのだろうと思った。好きな人の喜びが自分にとって容認し難いものとなったとき、彼女はどうするのだろう。 無論実際に聞くわけにはいかないが、なんとなく視線を向ける。知世はいつの間にか椅子によりかかり眠っていた。服は完成しているようだった。 アサシンは嘆息し、しょうがないからベッドに運んだ。マスターが風を引いたせいで負けたなんてなったら、笑い話にもならない。 【クラス】アサシン 【真名】プライドあるいはセリム・ブラッドレイ@鋼の錬金術師 【属性】中立・中庸 【パラメーター】 筋力:E 耐久:C 敏捷:E 魔力:C 幸運:B 宝具:A 【クラススキル】 気配遮断:D サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。 【保有スキル】 人造人間(ホムンクルス):- 『賢者の石』を核に作られた人間であることを表す。 錬金術:B 物質を分解し再構築する力。 錬成陣を描き、物質に触れることで、その物質を別の構成や形の物質に変えることができる。 『等価交換の原則』によって一の質量の物からは一の質量の物しか、水の性質の物からは水の性質の物しか作れない。 アサシンの場合、人体と爆発物に関する錬成が得意。 嗅覚:C 人並み外れた嗅覚を持っている。 相手が風上に立っている場合、確率で気配遮断を無効化する。 空腹:E 常に空腹感があるが我慢できないほどではない。 何か食べればしばらく収まる。 【宝具】 『賢者の石』 ランク:A 種別:-宝具 レンジ:- 行きた人間の魂を凝縮して作られた高密度のエネルギー体。アサシンの核。 アサシンの肉体が損壊しても、エネルギーの続く限り無限に再生する。 『完全な物質』とされ、肉体よりも遙かに高い強度を持っている。 石のエネルギーを使い、錬金術を強化することもできる。 ただしアサシンが錬金術を使った場合、石の力を制御しきれず、肉体が形を保つのがやっとのレベルにまで損壊する。 『小人の影(ホムンクルスシャドウ)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:100人 無数の目と口がついた影。 形を自在に変えられ、刃の形にして切り裂いたり、手の形にして掴んだりもできるが、本体から切り離すことはできない。 影で相手を取り込むことで賢者の石のエネルギーを補充でき、さらに相手の知識や能力を得られる。ただしアサシンに使える素質が全くない能力は得られない。 光の強すぎる場所や逆に光の全くない空間では、作り出せない。 アサシンの本体であり、肉体が消滅しても、影と賢者の石を適合する肉体に移せば生存できる。 【人物背景】 心優しい少年、もしくは冷血非道なホムンクルス。 【サーヴァントとしての願い】 迷っている。 【方針】 とりあえず表向きは知世に合わせる。 【マスター】 大道寺知世@カードキャプターさくら(漫画) 【能力・技能】 コーラス部に所属しており、コンクールで何度も優勝するほどの歌唱力を持っている。 他にも料理、裁縫、ビデオ撮影などが得意。特に裁縫は完全にプロレベル。 家がお金持ち。 人の心の機微に敏い。 【マスターとしての願い】 自分の本来の居場所に帰る。 聖杯戦争が終わったときに街の人が消えるのならなんとかしたい。 【人物背景】 友枝小学校に通う小学四年生。 友達の木之本桜のことが、さくらが知世を好きなのとは違う意味で好き。 クロウカードを集めるさくらに、自作を衣装を着せてビデオ撮影している。 好きな人が自分を好きになってくれなくても、その人が幸せなら幸せという考えを持っている。 【方針】 帰る方法を探す。 BACK NEXT -009 桂たま&アサシン 投下順 -007 山田なぎさ&アサシン -009 桂たま&アサシン 時系列順 -007 山田なぎさ&アサシン BACK 登場キャラ NEXT Happy Birthday! 大道寺知世&アサシン(プライド(セリム・ブラッドレイ)) 000 前夜祭 004 遅い朝
https://w.atwiki.jp/eorzea14/pages/381.html
アサシンベタ [#d636169c] コメント [#f79ce0cb] アサシンベタ アイテムレベル 47 棲息場所 湖沼 釣り上げ条件 なし 釣れる場所 釣れる餌 泳がせ釣り 納品 使用製作レシピ コメント アサシンベタについて情報、修正以来等ありましたらこちらへおねがいします。 名前
https://w.atwiki.jp/ljksscenario/pages/41.html
わずかな違いを大切に(モーツァルト) ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ セカイが夜の闇に包まれて行く中、なお光を放ち、活動し続ける街のビル郡。その中でも一際高い一棟の屋上からそれらを見下ろす少女が居た。 外側にハネた鳶色のショートヘア。寒色系のエクステ。綺麗なアメジスト色の瞳。少女らしさのある初々しい顔立ちだが睫毛は長く、挑発的。 丈が短く黒いスカートとコート。首まわりには同じく黒いマフラー。ベルトやチェーンがそのような少女の身体をアシンメトリーに飾っていた。パンキッシュな衣装である。 「……」 少女は何かを考えているような、クールな表情で夜景を眺めていた。 下界の雑踏の殆どは彼女の耳まで届かず、届いたとしても虫が鳴くような小さな音だ。 屋上には誰も居ない。 その場は完全に少女だけのセカイだった。 しかし、少女の背後の空間にはいつの間にか黒い影が降りていた。 それは二十代半ばくらいの男の姿であった。 「やあ。おかえり、アサシン」 男の存在に気付いた少女は体を後ろに振り向かせて、そう言った。 「ふむ。『おかえり』か…… 家族以外から、そんな言葉を言われるとは思ってなかったが――悪くない」 対して、アサシンと呼ばれた男は平坦な口調で少女の出迎えの挨拶にそう答えた。 ウェーブのかかった、足元に届くほどの黒髪。そこから覗ける顔立ちは非常に端正だ。 これだけでも彼が街中を歩けばかなり目立つ事は明白だが、それ以上に彼の服装はーー少女ほどではないにしても――とても個性的で、ちょっとした異彩を放っている。 アサシンは折り目正しい白の燕尾服を着ていた。胸ポケットにはご丁寧にハンカチーフを入れている。両手には白い手袋をはめていた。 パーティや演奏会のような場にはこれ以上なく合う格好だが、街中を歩くのには合わない格好だ。場所が人気のない屋上だと尚更だ。滑稽でさえある。 「マスターはここでずっと何をしていたんだ?」 「街を見ていたんだよ」 少女はアサシンの質問にそのような答えを返した。 「見てごらん。眠って行くセカイに反抗するかのように光を放つ街を。この世の流れの逆に進もうとする彼らの姿を。実に愉快だろう? 」 両腕を大きく広げながら少女は言う。 「そして、この光景にはどこかボクに似ている部分がある。まるで鏡を見ているかのような不思議な気分になるよ。だからボクは飽きもせずに街を見ていたのさ。 これほどまでに素晴らしい景色は中々無い。これを見ているだけで、嫌な事の一つや二つは綺麗さっぱり忘れられそうだ」 「僕には夜景はただの夜景にすぎないが」 少女の右隣(振り向いた姿勢である少女からすれば左隣)に立ち、下界に広がる眩い光たちに眼を下ろすアサシン。 「しかし、マスターがそう言うならそうなのだろう。悪くない」 「フフ……それはどうも。ところで、アサシンはどこで何をしていたんだい?」 少女は自分の腰より少し上くらいの高さしかなく、全く手入れがされていない事が伺える錆だらけの柵に振り向いたままの姿勢で凭れかかりながら、アサシンにそう聞いた。 実に危ない。少女の体重に柵が負けて折れたり、少女が少しでも上半身を後ろに反らしたりすれば彼女はあっという間に見るも無残な飛び降り死体となるだろう。 少女のそんな姿を見て、アサシンは自分の中に湧いてきた『少女をビルから突き落としたい欲求』を抑える。 「街を探索して、他の主従の様子を見てきた――この僕でも、こんな訳のわからない状況では、情報を集めるために積極的にならざるを得ない――ちゃんと確認出来た主従はみっつ。 ひとつはマスターが僕に殺されるための『条件』を満たしていたから殺したが、残りのふたつはマスター、サーヴァント共にそれを満たしていなかったから手出しはしていない。 ……それら以外の主従からは逃げられた、もしくは見つからなかった。まあ、まだ本戦は始まっていないのだから、自分達の事を探られるのは好ましい事ではないのだろう」 聖杯戦争という殺し合いに参加する者、それもサーヴァントーー暗殺者(アサシン)が言ったとは思えないセリフを途中に挟みながら、彼は少女に簡単な報告をした。 アサシンはその後、より詳細でより血生臭い報告を続ける。それを聞きながら、少女はこれまでの数日間に――殆どがアサシンから教えてもらった事だが――自分が見聞きし、体験した数々の『非日常』を思い出していた。 聖杯戦争。 願望器。 マスター。 サーヴァント。 殺し合い。 殺し合い。 殺し合い。 エトセトラエトセトラ。 思い出すだけで気分が悪くなり、気が重くなる。こればかりはどれだけ良い景色を眺めても忘れられそうにない。 そんな少女の心境なんて露知らず、アサシンは先程と変わらず、少女の顔も見ずに、平坦な口調で、マイペースに報告を続ける。 途中まではなんとか聞き耐えていた少女であったが、彼が唯一殺した主従をどのように殺したかについて語り始めたところで、彼女は手のひらをアサシンがいる方向(つまり左)に突き出し、「もう報告は終わりで良いよ」と言った。 「ふむ。ここから盛り上がる所だったのだが……まあ、マスターがもういいと言うのなら止めるべきなのだろう。悪くない」 「…………」 自分とアサシンの間には人の死や殺し合いについての考え方で""ズレ""がある事を感じつつ、少女は顔を上げ、アサシンと眼を合わせようと首から上だけを彼の方向に上げた。 「こっちを向いてくれるかい、アサシン」 「…………」 しばらくの間があった後、アサシンも少女と眼を合わせるべく顔を彼女の方に向けた。 二人の眼が合う。 少女のエクステと首まわりに巻かれたマフラーが、屋上に吹く風にはためいていた。 その姿は、ファッション雑誌の表紙に採用されてもおかしくないほどに魅力的であったが、アサシンにとって、それは目の毒以外の何物でもなかった。 彼は自分の中に湧いてきた『マフラーで少女の首を絞めたい欲求』や、マフラーから連想した『彼女の内臓を自分の首に巻き付けたい欲求』を抑える。 昼間、自分に殺されるための『条件』を満たしていた者を一人殺し、殺人衝動を発散していて良かった、と彼は思った。 もしそうしていなければ、アサシンは今目の前にいるこの少女を思わず殺してしまっていたかもしれない。彼女はアサシンに殺されるための『条件』を十分に満たしているのだから……。 「アサシン、ボクはね、アイドルになる前から、いつか自分の目の前に『非日常』への扉が開かれる日が来るのではないか、と期待していたんだ。 漫画や小説の中でしかありえない、フィクションの物語のようなセカイへの扉が開かれる日をね」 「…………」 「半年前、キミと同じくらいの年齢のプロデューサーからアイドルにならないか、とスカウトされた時、ボクはとても嬉しかったんだ。 アイドルという『非日常』のセカイに足を踏み入れる事が出来たのは勿論、ボクの事を理解してくれる――理解しようとしてくれる人がいた事が、とても――嬉しかったんだ」 「…………」 「それからの半年間は今までに体験した事がない『非日常』の連続だったよ。毎日が輝いていた」 「…………」 「そして二日前、ボクはふたつ目の『非日常』への扉を開けた。開けてしまった――いや、開けられてしまった、と言った方が正しいのかな?」 「…………」 「アイドルという『非日常』と、奇跡の願望器を巡る戦いという『非日常』なら、後者の方がかつてボクが夢見ていたモノに近いんだろうね」 「…………」 「けど、それが現実となった今、正直な気持ちを言うと―― 怖い。 死にたくないのさ。 ボクはアサシンと違って、悲しいくらいに殺し合いと言うものに向いていないんだよ」 「…………」 そう言う彼女の表情は最初と変わらずクールなものだったが――どこか怯えているようにも見えた。 「どうか、こんなボクを情けないマスターだと言って、笑ってくれ」 「そんな事はない。誰だって死ぬのは怖いさ」 「アサシンもそうなのかい?」 「僕は違う。僕は生前『死ぬのは構わない』と思って生きてきた。最初から死んでいるような人生だった。 ……実際に死ぬ直前になった時も、僕に後悔は無かった――が、心残りはあった。『彼女』に会いたいという望みが叶わなかった、本懐を遂げられなかったという心残りがあった。だから、マスターの『死にたくない』という気持ちは分からなくもない」 「それに」と、アサシンは言葉を続ける。 「自分で言うのも何だが――僕はかなり強いぞ。人類最強の『彼女』や橙色の暴力レベルが相手でもない限り、僕は負けない。 僕に殺されるための条件を満たさないやつは殺さないが、それが相手でも戦闘不能にすることなら出来る。満たしているやつが相手なら――言うまでもない。 まあ、マスターが魔術師ではないため、魔力量に若干不安があるが…… 直接戦闘が出来ないほど魔力が足りなければ、その時は逃げる事が出来る。僕は『逃げの曲識』と呼ばれていたぐらい、戦闘からの逃亡が大の得意だからな。 だから安心するといい。マスターが敵から殺される事はない」 アサシンは、僕に殺される事はあるかもしれないが、というセリフが思わず続けて口から出そうになったのを、すんでのところで止める。 少女はそのようなアサシンの言葉を聞き、少しだけ安心したようだった。 「そもそも、周りからよく鉄面皮、鉄仮面と呼ばれていた僕に笑ってくれと言うのが無理な話だ。マスターが手の甲にある令呪を使わない限り、その頼みに僕が応えるのは不可能だぞ」 「…………フフ。それもそうだね。ボクが言えた事ではないけれど、アサシン、キミは表情の乏しいやつだよ」 「人の心を操る、音使いの僕が感情を表に出すのが苦手なのは、笑い話にもならないが――悪くない」 二人の間に和やかな雰囲気が流れる。 この時、少女は先ほどまでアサシンに対して感じていた不安をすっかり忘れ、どころか彼に対してある種の親近感さえ抱いていた。 なんだ、ボクと彼は結構似た者同士じゃあないか、と。 しかし、今のこの状況、片方はもう片方に親近感を抱き、もう片方は片方に殺意を抱いているという主従関係にあってはならない""ズレ""が生じているのだが―― 「――それも、また悪くない」 「? 何が悪くないんだい? アサシン」 「何でもないさ」 アサシンはそう言うと、屋上から階下へ繋がる階段口のドアを指差し、 「夜景を眺めるのも悪くないが、そろそろ家に帰ろう。あんまり帰るのが遅いと家族が心配するぞ」 と言った。 「偽物の家族だけどね」 「たとえ本物でなくとも、家族は大切にしなくてはならないだろう」 アサシンは階段口のドアに向かって歩き出した。少女はそれに続く。 ドアの前に立ち、従者らしくそれを開けて少女を先に通したアサシンは、その後、自分も建物の中に這入り――少女の背中を押して階段から落としたい欲求を抑えながら――そっと、音もなく、ドアを閉めた。 アサシンの名は零崎曲識。 生前付けられていた二つ名は『逃げの曲識』、『菜食主義者(ベジタリアン)』――そして、 『少女趣味(ボルトキープ)』。 少女以外は殺さない殺人鬼である。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 『非日常』のセカイに這入ってしまった少女と『非日常』の住人である殺人鬼。 まだ始まってすらいない彼らの行く先は―― 【クラス】 アサシン 【真名】 零崎 曲識@人間シリーズ 【パラメータ】 筋力C 耐久D 敏捷B 魔力E 幸運B 宝具B+ 【属性】 混沌・悪 【クラス別スキル】 気配遮断 B+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している (曲識は口笛の音をぶつける事によって、足音、心音、呼吸音、その他自分の生命活動において生じるあらゆる音をまったくのところ消し去る)。 自らが攻撃体勢に入ると気配遮断のランクは大きく落ちる (彼の攻撃手段は音であり、非常に目立つため、その落差は普通以上である)。 【保有スキル】 楽曲作成 A+ 名前の通り楽曲を作成するスキル。 戦闘離脱 C+ 曲識は『逃げの曲識』という二つ名が付くほど戦闘行為からの逃亡に長けており、大抵のサーヴァント、状況からは逃走できる。 零崎 E(A+) 『零崎一賊』に属する者が持つスキル。 『理由なく殺す』一賊の鬼ゆえ、人を殺す事に躊躇いがなく、罪悪感を抱かない。 しかし、曲識は一賊内唯一の禁欲者にして、究極の菜食主義者。下記のスキル『少女趣味』によって、通常時、彼のこのスキルのランクは非常に低い。 だが、戦う相手が少女の場合、スキルのランクは括弧内まで上がる。 少女趣味 EX 哀川潤との出会いをきっかけに曲識が立てた誓いがスキルになったもの。 たとえ敵が家族の仇だったとしても、彼が少女以外を殺すことは、絶対に、ない。 【宝具】 『零崎を始めるのも、悪くない』 ランクB 種別 対人宝具(自分自身) レンジ - 最大補足 - 戦闘開始時に曲識が言う口上。 これを発動する事で曲識は『零崎』を始め、自身の筋力、耐久、敏捷のステータスを全て一段階上げる事が出来る。 『作曲ーー零崎曲識(バックグラウンドミュージック)』 ランク B+ 種別 対人・対軍宝具 レンジ 1~100 最大補足 1~30 曲識の『音使い』としての技術と、殺人鬼と同時に音楽家としての側面もあった彼が生前作成した、名前が公園に由来する二百ほどの曲が宝具へと昇華された物。 曲識は普通の曲は勿論、他人の精神と肉体を操る曲や、音自体が相手を吹き飛ばす衝撃波となる曲を楽器や自分の声を用いて演奏する。 しかし、今彼が使っている楽器はリズム楽器であるマラカス『少女趣味(ボルトキープ)』と自分の声だけなので、現地で管楽器、打楽器を手に入れない限り、音自体が相手を吹き飛ばす衝撃波となる曲を演奏するのは不可能であろう。 また、曲の演奏時間が長くなればなるほど、消費する魔力量も多くなり、マスターにかかる負担が大きくため、長時間の戦闘(演奏)は向いていない。 (例) 作品No.1『鞦韆』 戦意高揚曲。聞いた味方を一流のプレイヤーとして操る。 No.6『滑り台』No.12『砂場』No.96『広場』 他人の精神と肉体を操る曲。同ランク以上の対精神干渉スキル持ちのサーヴァントには効かない。また、完璧に操るためには楽器の音なり、自分の声なりで相手に事前催眠をかけておく必要がある。 No.9『雲梯』 音の衝撃波による攻撃。 No.74『土管』 痛みの鎮静効果を含んだ曲。 【Weapon】 少女趣味(ボルトキープ) 決まった獲物を持たない曲識が手にした、最初にして最後の独自の楽器。見た目はただの黒いマラカスだが、(曲識の天才的な音感があってこそであるものの)ちょっとしたグランドピアノ並に広く正確に音階を表現できる。鈍器として使用することも可能。 自身の声 【人物背景】 この世の裏――『暴力の世界』を支配する『殺し名』の序列三番目、『理由なく殺す』殺人鬼が集まって家族を作った集団――『零崎一賊』。 彼はそれの『零崎三天王』が内の一人である。 天然で、思い込みが激しくマイペースな性格。口癖は『悪くない』。 十五歳の時、哀川潤との出会いと彼女への初恋をきっかけに、無差別殺人をする『零崎一賊』の中で唯一、自分の殺人に『少女以外は殺さない』というルールを課す。 自分の事を世界の脇役に位置付け、殆どの戦闘から逃げていた彼であったが、二十五歳の時、一賊を次々と葬った右下るれろと『橙色の暴力』想影真心を倒すべく、『少女趣味(ボルトキープ)』を手にして表舞台に立つ。しかし、結局、彼は戦闘の末に致命傷を負い、彼女らを逃がしてしまった。 家族の仇を討つどころか、長年の願いであった哀川潤との再会を果たさないまま終わるかのように思われた彼の人生だったが、彼はその直後に哀川潤と再会し、笑って死んだ。 なお、この聖杯戦争で彼は『少女趣味(ボルトキープ)』の全盛期が色濃く出た状態で召喚されているため、聖杯へ託す願いは下記の通りである。 【サーヴァントとしての願い】 彼に願いらしい願いはないが、強いてあげるならば、哀川潤との再会だろう。 【方針】 マスターである『少女』を殺さないようにする。 【マスター】 二宮 飛鳥@アイドルマスター シンデレラガールズ 【マスターとしての願い】 なし 【weapon】 なし 【能力・技能】 歌と踊りが出来る 【人物背景】 静岡県出身、十四歳のアイドル。 自分でそうだと公言してしまうほどの自覚を持った中二病のボクっ子。 趣味は漫画を描くこと。 自分の目で見ない限り、ウワサは信じないらしい。 【方針】 生きて帰りたい 時系列順 Back 松野カラ松&アサシン Next メアリー&アサシン 投下順 Back 松野カラ松&アサシン Next メアリー&アサシン 候補作投下順 Back 檜山達之&セイヴァー Next 安部菜々&キャスター Character name Next→ 二宮飛鳥 000 Welcome to Tokyo crazy world! アサシン(零崎曲識)
https://w.atwiki.jp/dq_mbr/pages/710.html
アサシンダガー 種類 ちから かしこさ みのまもり すばやさ 短剣(僧) 18 0 22 42 技名 属性 対象 威力 補足 デスストライク 打撃 敵単体 ★★ 物理・急所突き デスストライク 打撃 敵単体 ★★ 物理・猛毒 デスストライク 打撃 敵単体 ★★ 物理・マヒ ドルクマ 暗黒呪文 敵全体 ★★★★ 呪文 補足 「デスストライク」は単体への打撃攻撃。 どくばりのきゅうしょ突きと違い普通にダメージを与えるし会心の一撃もちゃんと出る。 特殊効果があるかどうかは不明。 (編集求む) 「ドルクマ」主体でいくなら鎧やローブでかしこさを上げよう。 また、僧侶は第3の技でドルクマを使えるモンスターが多いので ドルモーアを狙ってみるのもいい。 ただし大魔王戦には向いていないので注意。 もう一つの必殺技「ハートブレイク」は威力は低めだが高確率でマヒを狙える。 相性のミニモンスターチームを狙いやすいのも◎。
https://w.atwiki.jp/il-wiki/pages/43.html
Last up date 2011-06-04 17 25 09 (Sat) ガーディアン パッシブ / アクティブ(攻撃 / 支援) 編集 アサシン パッシブ / アクティブ(攻撃 / 支援) 編集 ハンター パッシブ / アクティブ(攻撃 / 支援) 編集 バーサーカー パッシブ / アクティブ(攻撃 / 支援) 編集 エレメンタリスト パッシブ / アクティブ(攻撃 / 支援) 編集 ソーサラー パッシブ / アクティブ(攻撃 / 支援) 編集 クレリック パッシブ / アクティブ(攻撃 / 支援) 編集 目次 スキル>アサシンアクティブ攻撃 支援 パッシブ スキル短評 スキル短評 スキル>アサシン アクティブ 攻撃 +データの編集について @wikiのプラグインはソート対応ではないためデータとデータの間に新規のデータを入れる場合、現状では直接編集しか出来ません。 お手数ですがデータの直接編集をされる方はコチラより編集してください。 直接編集の方法がわかりにくい方はそのままデータを追加していくかコメントにデータを残してくださると助かります。 画像 スキル名 攻撃 消耗 詠唱(秒) 再使用(秒) 発動距離(M) LV 要求LV 効果 追加スキル 価格 備考 編集 属性 スタイル HP MP ST 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 ▲ 支援 +データの編集について @wikiのプラグインはソート対応ではないためデータとデータの間に新規のデータを入れる場合、現状では直接編集しか出来ません。 お手数ですがデータの直接編集をされる方はコチラより編集してください。 直接編集の方法がわかりにくい方はそのままデータを追加していくかコメントにデータを残してくださると助かります。 画像 スキル名 攻撃 消耗 詠唱(秒) 再使用(秒) 発動距離(M) LV 要求LV 効果 追加スキル 価格 備考 編集 属性 スタイル HP MP ST 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 ▲ パッシブ ▲ スキル短評 +データの編集について @wikiのプラグインはソート対応ではないためデータとデータの間に新規のデータを入れる場合、現状では直接編集しか出来ません。 お手数ですがデータの直接編集をされる方はコチラより編集してください。 直接編集の方法がわかりにくい方はそのままデータを追加していくかコメントにデータを残してくださると助かります。 画像 スキル名 攻撃 消耗 詠唱(秒) 再使用(秒) 発動距離(M) LV 要求LV 効果 追加スキル 価格 備考 編集 属性 スタイル HP MP ST 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 編集 ▲ スキル短評 ▲ 過去のコメントはコチラ 名前
https://w.atwiki.jp/taleswords/pages/1538.html
アサシンバンド【装備 腕装備 バンド】あさしんばんど 種類 バンド 装備可能キャラ ナヤトレイ・ミラ 装備条件 Lv.240 初期合成回数 無銘品は2・真は1 特殊防具に分類される240バンド。無銘・真が存在する。 オルリー防衛戦における「傭兵部隊長」のレアドロップである。 ver.5.12実装時は他部位の装備と思われる補正であったが、ver.5.15にてバンド相応の補正に修正された。 わずかながらクリティカル補正がついている。 ↓関連 傭兵部隊長
https://w.atwiki.jp/ls2014/pages/151.html
【名前】黒のアサシン 【声優】なし 【性別】女性 【年齢】不明。外見は十代前半? 【外見】150cm/体重45kg B69 W49 H71 肌の露出が多い衣装を纏った、短めの銀髪にアイスブルーの瞳の少女 【一人称/二人称】わたしたち/あなた 【関連人物への呼称】 六導玲霞→ マスター(おかあさん)※マスターとおあかさんが重なったような不思議な発音 その他サーヴァント→クラス名 【略歴】 『Fate/Apocrypha』に登場する、「黒の陣営」に属する暗殺者のサーヴァント。 生前……というより英霊になる前は数万以上の堕胎され生まれることすら拒まれた胎児達の怨念が集合して生まれた怨霊であり、一人称が複数形なのはこの出自に由来する。 母を求め連続殺人事件を起こしたこの怨霊に犯人として冠された名前が“ジャック・ザ・リッパー”である。 つまり、人間ではないものの正真正銘のジャック・ザ・リッパー本人(女の子だけどジルではなくジャック)。犯行が魔性の者によるものと気づいた魔術師によって消滅させられたが、その後も残り続けた噂や伝承により反英雄と化した。 ユグドミレニアの本拠地ミレニア城塞で召喚された他の「黒」のサーヴァントと異なり、新宿にて触媒のナイフによる六導玲霞の殺害を含む儀式で召喚される。 しかし召喚成功の直前に、豹馬の呼びかけよりも玲霞の「死にたくない」という願いに強く惹かれ、彼女のサーヴァントとして現界し豹馬を殺害。正式に玲霞をマスターとして行動を開始し、聖杯大戦の地に向かう。 「黒」も「赤」も自分の願いの邪魔になるため最初から敵と見做しており、大聖杯がシロウ達に奪われた後、まず弱ったユグドミレニア側から片付ける事を決める。 サーヴァントの出払った隙に宝具の霧を展開しミレニア城塞を襲うが、狙いに気づいたサーヴァント達の帰還の気配と、ジークの攻撃を受けて撤退。この際、自身に「いたいこと」をしたジークに激しい怒りを抱くようになる。 ジークからも、その襲撃の際にホムンクルスを一人殺害したとして憎悪されているが、実は彼女の手にかかったホムンクルスはジークが知らないだけで更なる人数に及ぶ。 【性格】 性格は純粋にして残酷。あどけない口調ながら頭の回転は速いが、精神的に破綻している。 他者の悪意に対しては残酷に応じるが、好意には脆く、母親に対する強烈な憧れを持っている。 ちなみに露出度の高い衣装を着ているが、恥ずかしがり屋のため昼間に出歩くのを避けるほどである。 好物は玲霞が作ってくれるハンバーグ。 【能力・武装】 主武装として、六本のナイフを腰に装備するほか、太股のポーチに黒い医療用ナイフ(スカルペス)などを収納している。 アサシンのクラス別能力として、他者から発見されなくなる『気配遮断』を持つ。このスキルは攻撃態勢に移ると効果が低下するという欠点を持つが、夜は確実に、昼は一定確率で無条件に先手を取ることができるスキル『霧夜の殺人』によってそれが補われているため、完璧な奇襲を可能としている。 さらに、対戦終了の瞬間に目撃者と対戦相手の記憶・記録から彼女の能力、真名、外見的特徴などの情報が消失する特殊スキル『情報抹消』を持つが、本ロワでは制限により封印されている。 元々人間ですらない真性の魔であるため身体能力は非常に高く、その動きは人間を超越している。また自分の幼い外見が相手の油断や戸惑いを誘うことを熟知しており、暗殺者としての技術を本能的に非常に高い水準で発揮している。 『外科手術』の技能も会得しており、自身は勿論マスターの治療を行うことができる。だがその出来はミミズが這ったような縫い方で、120年前の技術でもあるため見た目は保障されない。 また人の魂を食らうことで魔力を補給する。それも、彼女の属性が混沌・悪であるため、同質の魂、つまり悪人の魂のほうが美味で消化がいい。 宝具は『解体聖母(Maria the Ripper)』と『暗黒霧都(The Mist)』。どちらも制限されているため、本ロワにおける仕様は登場話を参考にされたし。